新技術普及にクラウドファンディング

f:id:prim358:20181206164840p:plainミツカン(愛知県半田市)は、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」を行っている。11月にスタートさせた、野菜や果物を皮や種も含めて丸ごとすりつぶして加工する新技術を使った取り組み「ZENB(ぜんぶ)イニシアチブ」の普及が真の目的で、支援額に応じて試作品が提供される。資金は取り組みの推進に活用する。

試作品の第1弾として、トウモロコシを芯までつぶし、雑穀やナッツ、果汁を加えたスティック状の食品2種と、野菜ペースト3種を開発。3000~1万円の支援額に応じ試作品が提供される。同社は「多くの人に活動に共感してもらうとともに、感想や意見を集めて商品開発に役立てたい」としている。