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2013年9月7日、ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開催された、第125次国際オリンピック委員会IOC)総会にて、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会が東京で開催されることが決定しました。
多くの国民が待ち望んだオリンピック・パラリンピック。1964年以来、56年ぶりにあの感動が、また日本にやってきます。

オリンピックは2020年7月24日(金)~8月9日(日)の日程で、パラリンピックは2020年8月25日(火)~9月6日(日)の日程で開催されます。

現在、東京2020組織委員会では、世界最大規模のセレモニーであるオリンピックとパラリンピックの開会式・閉会式の準備を進めています。
この世界最大規模のセレモニーに向けて、日本・東京を世界にアピールするために、何を伝えるべきか等をまとめ、演出の方向性となる「基本コンセプト」を策定しました。

東京1964大会は経済成長や科学技術の発展の契機となり、経済
的・物量的に豊かになり、また、障がいのある人のスポーツを
通した社会参加を促すきっかけとなった。
東京2020大会では、50年後、100年後に振り返った際に、心が
豊かになれる幸せな社会の実現に向けて、文化や社会、価値観
が変わる契機となることが求められていると考える。

世界は今、経済や文化、政治などあらゆる面で分断が進んでい
る。オリンピック・パラリンピックの意義に立ち返り、東京
2020大会では、国籍や民族などのナショナリズムを超え、障が
いの有無にかかわらず皆が参加し、一体感を醸成することで
世界平和を祈り貢献し続けていくことを目指す。また、アジア
の発展と繁栄のために、世界にメッセージを発信していく。